ゴルフは挨拶で始まり挨拶で終わる! 知っておきたいゴルフの挨拶色々

ゴルフは挨拶で始まり挨拶で終わる! 知っておきたいゴルフの挨拶色々

 

朝起きて家族との「おはよう」の挨拶に始まり、会社での「おつかれさまです」、ご近所さんとの「こんにちは」といった挨拶など、毎日の生活は挨拶が基本です。ゴルフ場でもそうです。ゴルフ場でもあらゆる場面で挨拶が交わされ、ゴルフ参加者みんなが気持ちよくプレーし、楽しい思い出を作っています。この記事ではゴルフ初心者が知っておきたい挨拶とコンペで幹事を任された時を例にゴルフ場で交わされるさまざまな挨拶をご紹介します。ぜひ参考にしていただき、素敵なゴルフの時間をお過ごしください。

ゴルフ場初心者が知っておきたい挨拶

ゴルフ初心者の方は自分のことだけで頭がいっぱいになってしまいがちですが、忘れずに周りの方々に挨拶をしましょう。

朝一番は

まずその日一緒にプレーする人と出会ったら、1度目の挨拶をしましょう。車で会場に向かう場合は一緒に乗り合わせた時でかまいません。クラブハウスに着いてから初めて顔を合わせた時でも良いですし、最終的にティーイングエリア(第一打を打つスタート地点)に集合した時にはしっかりと挨拶をするようにしましょう。

「おはようございます、○○です。今日は一日、どうぞよろしくお願いします」と簡単にすると良いでしょう。

キャディーさんにも

プレーがキャディー付きの場合はキャディーさんにも挨拶をしましょう。初めてゴルフ場でのプレーの場合は特に「今日はご迷惑をお掛けするかと思いますが、どうぞよろしくお願いします。」と一言付け加えると良いでしょう。感じ良く挨拶ができるとキャディーさんも好感を持ってくれます。個人的な感情でサービスの差があることは許されませんが、キャディーさんも人間ですので気持ちよく挨拶ができる人には何かと気にかけてくれるものです。

プレーが始まったら

プレー中にも感じよくコミュニケーションをとりましょう。

スタートホールで
その日初めてのティーショット(第一打)を打つ際は、ティーアップが済んだら同じ組の人皆さんに「よろしくお願いします」と挨拶します。
前後の組に対して

偶然前後の組になった方々にも挨拶をするようにしましょう。その日は一日、何度も顔を見合わせますので、お互いに感じ良く挨拶を交わすことで、スムーズに気持ちよくゴルフ場で過ごすことができます。また余計なトラブルを防止することにもなります。

全員がティーショットを打ち終え移動する時は、後の組の方々に「お先です」「行ってきます」などと挨拶をします。そうすると「行ってらっしゃい」と返ってくるでしょう。

プレー中

一緒にプレーしている人がきれいに打てた場合、打ったご本人も納得のショットには「ナイスショットですね」と声をかけてもいいでしょう。ただし、打球の行方も見ずに、どこに落ちたか確認もせず大きな声で言ってしまいますと失礼になります。

また、隣のホールに行ってしまうくらいコースを外れたボールを打った場合、「ファー」と叫びましょう。これはボールを打った本人は勿論、同じ組でプレーしている人も一緒に言います。打球は時速200kmを越える猛スピードで飛んでいきます。何も知らずにプレーしているお隣の方にケガをさせてしまっては大変ですので大きな声で伝えましょう。

休憩をはさむ場合は

ハーフプレーが終わり休憩に入る時も挨拶を交わします。プレーヤー全員で「ありがとうございました」「後半も、よろしくお願いします」など挨拶することが多いです。キャディーさんにも忘れずに「ありがとうございます」と挨拶しましょう。

休憩が終わり後半のプレーが始まる時も同様にティーアップの時、「後半もよろしくお願いします」と声をかけましょう。キャディーさんにも同じく挨拶しましょう。

プレー終了時は
最終ホールのパッティンググリーン、全員がホールアウトしたら帽子を脱ぎ、挨拶を全員にします。「今日は一日ありがとうございました」とすると良いでしょう。挨拶を交わすことで気持ち良くゴルフを終えることができ、「また次回も一緒にゴルフをしましょう」という関係性が生まれます。

コンペで幹事を任された時の挨拶

「次回のコンペでは幹事を任されてしまった。何をしゃべったらいいんだろう」という方もいらっしゃるでしょう。続いてゴルフコンペの幹事さん向けの挨拶をご紹介します。

朝の挨拶

集合場所で参加者全員が集まったら、さあ、幹事の出番です。朝の挨拶では、次のことを盛り込んで挨拶を組み立てましょう。

  • 朝早くから休日を割いて参加してくれたことに対しての感謝と労り
  • ローカルルールの説明、連絡事項
  • 一日楽しくプレーをしましょうという気持ち
  • 怪我のないようにという注意喚起

表彰式での挨拶

無事にプレーが終わり表彰式では、次の3つを柱に組み立てます。

  • 参加者への謝辞
  • 成績発表
  • 次回のコンペの予告

気の利いた挨拶にするためには

それぞれの挨拶で注意したいのが、事務的な挨拶で終わらないようにすることです。せっかく任された幹事ですので、気の利いた挨拶でコンペを楽しい雰囲気にして盛り上げたいものです。そのためには事務的な話だけでは聞いている人は飽きてしまいますので、次のことを意識すると良いでしょう。

笑顔でハキハキ明るく話す

そんなことは分かっている、と思われがちですが意外とできてない方が多いです。慣れない幹事と大勢の人前で話すことに緊張してしまい、早口だったり、おどおどしていたり、固く暗い表情や声のトーンになってしまう幹事さんも中にはいらっしゃいます。まずは笑顔でハキハキ明るく話すことを意識しましょう。
感謝の気持ちを伝える
朝の挨拶でも表彰式でも、参加してくれた方々に感謝の気持ちを伝えることは大切です。この一言があることで、忙しい合間を縫って来た方や、プレーに良い成績が出なかった方も救われ、その場の空気がなごみます。
仕事の話はしない
お仕事に関係のある方が集まってのコンペが多いとは思いますが、あえて仕事の話はしないようにしましょう。楽しいコンペであるのにテンションが下がりますし、とりわけ取引先とのコンペの場合によっては、内容によっては後々トラブルの発端になることもあるので、仕事の話はしないことが賢明です
ユーモアや楽しい話題を加える

ユーモアのある挨拶ができればその場が盛り上がること間違いなしですが、これがなかなか難しいものです。例えばこんな内容を取り入れると良いでしょう。

  • 去年は栄えあるブービー賞をいただいた実績で、今年は幹事の役に大抜擢された○○です。
  • 本日は好天にめぐまれ絶好のゴルフ日よりです。これもひとえに幹事をおおせつかった私の日頃の行いのおかげ……ではなく、お集まりいただきました皆様の日々のお心がけの賜物です、ありがとうございます。
  • 仕事の日は早起きはつらいのに、今朝はゴルフコンペが楽しみで4時に起きてしまいました。


また懇親会が予定されていれば、その予告もし、楽しい気分を高めましょう。

前回のコンペで好成績や珍プレーがあった場合は、その話に触れ「今回も○○さんの豪快なショットを、ぜひ皆さん、お見逃しなく」などと触れるのも良いでしょう。

長過ぎずない適度な長さで

最後に挨拶は長過ぎず、かといって短すぎないのが重要です。長すぎると参加者は退屈で疲れてしまいますし、短すぎるのも盛り上がりに欠けます。2~3分ほどが良いでしょう。

まとめ

会社やご近所さんとのお付き合いと同じく、ゴルフ参加者全員が気持ちよくプレーするために、ゴルフ場でも挨拶は欠かせません。感謝や労りの気持ちを込めながら挨拶を交わし、ゴルフ場で気持ちよく、また一緒にプレーする方との良い時間を過ごしましょう。

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