「会社の付き合いで初めてゴルフ場に行く」、「打ちっぱなしのゴルフも慣れて、いよいよ来週はゴルフ場デビュー」という方はいらっしゃると思いますが、服装の用意は万全でしょうか? ゴルフ場には服装のマナーがあり、打ちっぱなし(ゴルフ練習場)のそれとは異なりますので、知らないと恥ずかしい思いをしかねません。そこでこの記事では初めてゴルフ場に行く方が知っておくべき服装のマナーについてご紹介します。これからゴルフ場デビューをされる方はぜひご参考にしてください。
ゴルフの歴史とゴルフ場のタイプによる服装の違い
ゴルフ場には大きく2つのタイプがあります。メンバーしか行くことのできない会員制のゴルフ場とビジターでも行くことのできるパブリックコースです。
一般的にメンバーシップ・名門・プレー料金の高いゴルフ場は格式が高くジャケットやスーツの着用が求められることがあります。高級ホテルに行く時のドレスコードみたいなものです。
これはゴルフがイギリスで発祥した貴族のスポーツであり、国王までもが夢中になった遊びだからです。よって、紳士淑女のスポーツとして礼儀やマナーが重んじられ、服装についても露出が高かったり派手過ぎたりするものは好ましくないとされます。
ところが最近ではパブリックに対応したゴルフ場が増え、そうした所では服装はあまり厳しくならなくなりました。夏やリゾート地では、短パンでプレーをする人もいます。とはいえ初めて行くゴルフ場ではどこからがマナー違反になるか分かりません。ここではどんなゴルフ場でもマナー違反にならない服装についてご紹介します。
基本の服装
まず基本的な服装についてご紹介します。OKな服装とNGな服装をそれぞれ見てみましょう。
基本のOKな服装
- トップスは襟や袖のついたポロシャツなど
- ロングズボン(チノパンなど)
- ゴルフシューズ(来場の時は革靴などサンダル以外の靴)
基本のNGな服装
- Tシャツ
- ジャージ、ジーンズ
- サンダル
プレーの時の服装
続いて具体的にプレーの時の服装について見てみましょう。
トップス
襟つきのトップス、袖つきのシャツはOKです。ポロシャツやハイネック、タートルネックのトップスは好ましいです。女性の場合ワンピースはコースによって異なりますので、事前にHPなどで確認しましょう。Tシャツやタンクトップ、女性のキャミソール、ジャージ、スウェットなどラフすぎる服装はNGです。またデザインは迷彩柄は避け、首タオルもしません。
ボトムス
チノパンを含むロングパンツはOKです。半ズボンはゴルフ場によって異なります。半ズボンがOKなコースもあればNGなゴルフ場もあります。ハイソックスの着用で半ズボンがOKな所もありますので、HPなどであらかじめ確認するのが良いでしょう。ジーンズ、ジャージ、短すぎる半ズボンやホットパンツ、腰タオルはNGです。
女性の場合スカート、キュロットはOKですがミニスカートは避けましょう。
シューズ
ゴルフシューズを履きましょう。ソフトスパイクでもスパイクレスでもどちらでもかまいません。サンダル、下駄、ゴム草履、メタルスパイクのシューズはNGです。
機能性を備えたもの
先にご紹介したものに加えて素材が動きやすいもの、暑さや寒さ対策の機能が備わっているものが好ましいです。マナーに気を取られて機能性を見落としてしまいますと、特に屋外のスポーツですので、プレーに集中できないといった事態も招きかねません。帽子やサンバイザーをしたり、サングラスをかけたりする方もいます。
入場・退場の時(行き帰り)の服装
プレー以外の行き帰りやロビーでの服装は、プレーの時の服装を基本とし、加えて次の点に注意しましょう。
ジャケット
靴
入場時・退場時にゴルフシューズがNGなコースがあり、その場合男性は革靴を、女性はちょっとした高級レストランに行くような靴にしましょう。ヒールは低くてもOKです。スニーカーはNGで、女性であってもスリッパやサンダルがNGな所は多いです。これもHPなどで事前に確認しておくと良いでしょう。
まとめ
ゴルフは紳士淑女のスポーツの伝統を引き継いで、服装にもマナーが重んじられます。最近ではカジュアルなゴルフ場も増えてきましたが、それでも露出が多すぎる服装やラフすぎる服装はNGとされていますので、ゴルフ場に初めて行く方は特に注意しましょう。またあらかじめHPなどで確認するなどして、ゴルフ場デビューにのぞまれると良いでしょう。
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